ファイナル?
で、行って参りました。
「ファイナルデッドサーキット3D公開記念/シリーズ一斉オールナイト上映!」
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一応ホラーなんでしょうね。ざくざく、人が死んでるし。
日本では「ファイナル・ディスティネーション」「デッドコースター」「ファイナル・デッドコースター」と名前がついてますが、現代は「ファイナルデスティネーション1・2・3」だとか。
そして、今度のが「the final destination」(おーーーーい…)
某ファイナルファンタジーのように「いつが最後やねん!」と突っ込みたくなります。
内容はというと、主人公(全部違う)が予感した災害を逃れた数人が、「本当なら死ぬはずだった人」として次々と不可解な死を遂げていく。
明確な殺人鬼は存在しなくて、単純な不運の連続によって…。
その単純な不運って言うのが、めっちゃに単純でちょうど転んだところに車が突っ込んできたとか、水道管が壊れていたところにドライヤー使って漏電とか。
だんだん、その単純さの連鎖が、2段オチ、3段オチ、落ちたかと思ったら5段落ちってな具合で。
いわゆる「殺人ピタゴラスイッチ」*1
明確な「敵」という存在がないので、「現象」をさけるしかないんですが、自然現象とか偶然とか、普通ではどうしようもないモノを相手にしている理不尽感にジリジリしました。
その、殺され方も一瞬だったり丁寧だったり…。
今回の「ファイナルデッドサーキット3D」は、3Dでそれが飛び出す。かなりガッツり飛び出してくる…。
おもわず、避けましたよ。何回か。
表現(殺人ピタゴラスイッチ)に力が入るあまり、ストーリーは後付けっぽかったのですが、映像的迫力はかなりありました。
最新版のオープニングシークエンスは、一見の価値有り(と、ワタシは思う。)映像かっこ良かった。
最初のデスティネーションが97年で、最新版の2009年で、エンドロールがポスプロの人の分だけ長くなっているのが、職業的に気になましたが(笑
見といた方が良いか?と、聞かれれば「うーん…」です。
死体がだんだん生々しくなっていくので、後半のは血肉が苦手な人はご遠慮いただいても良いかもしれません。
テンポが良くて短いのでジェットコースター感覚で見れるかな。
それにしても、一緒に見に行った人のみならず、周囲の観客みんなが、一人死ぬたびにゲラゲラ笑ってたのが不思議でした。
最後には、慣れてしまったワタシも不思議でした。