はちゃめちゃ

なんでだろうか、熱くなってくると沖縄系の本が読みたくなる。
一昨年は

レフト・アローン (ハヤカワ文庫JA)

レフト・アローン (ハヤカワ文庫JA)


去年は、ハイドゥナン
ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ・コレクション)

ハイドゥナン (上) (ハヤカワSFシリーズ・コレクション)


で、去年べったりはまった
シャングリ・ラ

シャングリ・ラ


池上永一さんが良かったので「夏化粧」読んでみた。

夏化粧 (文春文庫)

夏化粧 (文春文庫)


ハチャメチャ!津奈美ママつよい!
シャングリ・ラの國子並みに、ハイパワーな運動神経。自分が頭は悪いと思ってるけど、頭の回転は悪くない。
産婆のオバァのの呪いで、「他人に見えなくなった」息子を救うため、陰の世界をかけずり回って、ロッククライミングしたり、グリズリー並みの外国人とバトルしたり、それよりも面倒なおばさんと渡り合ったり…。
途中「おーーい…」と思うこともあったけど、それが全部ラストまで繋がってる。
最後は、ほろりと感動もして。
これはファンタジーなんだよね?
文章のリズムが良いから、夢中になって電車を乗り過ごしてしまった…。


夏が近づくと、沖縄舞台の作品が読みたくなります。