機械の体を手に入れて…

正月に買って積んであった本をようやく読み終わりました。
めっちゃするする読める本だったのですが、何が止まっていたのでしょうか?

機械の仮病

機械の仮病


奥付読むまで気づきませんでしたが、作者は元ラノベ作家の秋田禎信さん。

あ、元だとおもっていたら現役なんですね。
ベティ・ザ・キッド(上) (角川スニーカー文庫)

ベティ・ザ・キッド(上) (角川スニーカー文庫)


RD 潜脳調査室 Redeemable Dream

RD 潜脳調査室 Redeemable Dream

ある日いきなり自分の体の一部が機械になってしまうという奇病が発生してしまった普通の人々を巡る短編集。
ラノベみたくそれが原因で特殊な力が使えるようになる訳ではなく、検査しなくちゃ気づかない程度。
死んでから「あれ?機械化してたの?」ってのがわかる程度。
淡々と進んでいくそれぞれの生活が描写されているので、思わず肩すかしくらった感じがなくもなく…。
ミステリーでもサスペンスでもなく、SFとも言いがたく。
でも、なんか引っかかる作品でした。

ジャケ買い成功です。