おおかみこどもとおとぎなばなし

おおかみこどもの雨と雪

http://www.ookamikodomo.jp/index.html

結構早い日程で見てきたんですけど、消化に時間がかかる映画ですよね。
見てる最中は突っ込みも入れず、映像と音楽に酔いしれて、ほろりと涙したりしてました。 

他の方がさんざん書かれているようなまじめな考察はできませんので、個人的に気になったところをチョコちょこっと。

  • 遺影代わりに使われていたおおかみおとこの免許証。生年月日のところ…。リアルにぐはぁ…ってなる。
  • 雪が生まれてきた時におおかみおとこはどこからあの雉狩ってきたんだろう? 大学都内と考えて、奥多摩の山の方かそれとも上野公園?(本郷のあの大学なら上野公園だよな)
  • まず、あのおおかみの巨体で都内かけまくって通報されなかったんだろうか?あの感じだとけっこうちょくちょくやってる気がする。
  • 雨が生まれた後、狩りにいって帰り道で銃殺(だよね、あれ)されるって、どんだけおおかみおとこ迂闊なんだよ。自分が目立ちやすいってことくらいわかってるよね、長いこと東京のど真ん中で生きてるんだから。
  • 猟友会みたいな人たちが動いてたのか、保健所が動いたのか。どっちにしても、そこそこ噂になってたんだろうなー。
  • 子供二人そろって4〜5年生きられるって、それもほぼ引きこもって、おおかみおとこかなり溜め込んでたんでしょうねー。
  • 予防接種の記録が無いとか、民生委員の人に突っ込まれてたけど、それって田舎に行ったから無視できるものでもないでしょ?
  • それ以前に、出生届出してる??おおかみおとこは親戚のところにいたし免許持ってたくらいだから、戸籍の登録はされてるよね。
  • 田舎に引っ越してからの成長は、まぁ普通に良いんじゃないでしょうか。(前提がぐすぐすなので、ファンタジーだと割り切ることにした)
  • 感動のラストシーン。雨に対して必死なのはわかるけど、雪のこと放っておき過ぎだと思った。雪はものすごく傷ついてたとおもう。

最終的に、「雪の語る物語」になっているところで、花と雪は和解してるんだろうけど、うーーーーーーーん。人間関係と社会環境との解釈?フェミニズムとか教育論持ち出すより先に、突っ込みどころ多く感じました。

まぁ、「おとぎばなし」なんで問題ないんだと思います。