京都の恋の物語

これで、一旦終わりらしい。

路地恋花(4) <完> (アフタヌーンKC)

路地恋花(4) <完> (アフタヌーンKC)

小さな町家が続く、ものつくりの人たちが暮らす路地で繰り広げられる人間模様。

男性キャラでは一番お気に入りの花屋・一松の失恋ww 美人なレズビアン検事の片思いを応援してあげるの。カワイイ!
一番最初から、合間合間に登場していた手製本作歌・小春ちゃんの出発。意地悪いいじめっ子(元音楽家)十和田さんとのやり取りがかわいい。

麻生みことさんの、シンンプルでさらっとした人物のスタイルが好きです。ファッションも今風で、会話のテンポもいい。等身大の日常がふんわりと柔らかに綴られている。
無駄な力の抜けた、作り込まれていないようで、しっかりとその場面が想像できる。 

路地恋花みたいな「場」を繋がりにした短編連作って好きなんですよ。最近読んだのだと、有川浩さんの「阪急電車

阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

路地恋花も、映画化しないかなー。あー、キャストまで頭に浮かびそうw