リアルとの距離感

最近、積読本がふえてて、気がついたら買ったのに読んでない本がたまっていました。なんでかなーと思っていたら、通勤時間が劇的に短くなったので、読書する時間が減ってるんですよね。


LOVE

LOVE


そんな中の1冊。買ったのは多分去年の夏くらいだったと思う。(去年の夏にこの本の話をした事は覚えてるから)
この中に出てくる「意識的に街中の猫を観察し分類し記録する人たち」(と、うろ覚えのネタ)をキャッターと称するのが、面白くて手に取ったのでした。
読み始めてから気づいたのだけど、出てくる地名に知っている場所が多すぎる。ワタシには、フィクションの中に見知った地名があると、内容がリアルであればあるほどときにリアルとの距離感がわからなくなって、気持ち悪くなってしまう傾向があります。*1
だから、少しだけ読み始めて、読むのやめちゃったんだなーと、読書再開しながら思い起こした次第です。
今回は冷静に読めそうだからいいやー。

古川日出男と言えば、アラビアの夜の種族〈1〉 (角川文庫)アラビアの夜の種族の文庫版を、ほとんど読み終わりかけたところで京都のホテルにおいてきて、続きも読めずにそのままになってるんだよねー。って事も思い出しました。

*1:でも、先日読んだ(現代が舞台?)SF小説で、自宅のすぐ近くが使われてて、そんな建物ねーよ!と笑えました。