正しいからこそ面白い

この前のコミック衝動買いに続いて、一般書衝動買いをやってしまった先週の半ば。
お風呂でパラパラ読める本がほしいなと思って手に取ったのが、↓です。

超合法建築図鑑 (建築文化シナジー)

建築基準法とか道路交通法とかに準拠するために、トンデモになってしまった一般建築物たち。
海外で活躍していた建築家である著者が、日本に戻って東京で見つけた合法中であろうとしたために、なにかおかしくなってしまった「超」合法な建物を解説してくれます。
のように、面白いんだよー、こんなの見つけちゃったーというのりでもなくて、大マジメに写真に補助線を引いて建築基準法の説明をしているのが素敵です。写真はモノクロですが、それが余計にエセ学術っぽくてクスッと笑えたりもします。（いや、本当に正しいことを言ってるんですけどね）
お風呂で半身浴しながらぱらぱらめくるには最適な内容なのですが、わら半紙のようなチープな紙なので、湿気がこもるとへろへろになりそうなところが悩みの種です。