虚無の地へ
『Second Life』の銀行破綻:「無法空間」での規制とは « WIRED.jp Archives
ニュースより。
全く興味が湧かずに手すら出さない『Second Life』ですが、ニュースを呼んでちょっと気を引かれたので。
wired以外のどこかのニュースで「メタヴァース」という表現をしていたのを見ました。
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以前に飲み会の席で「セカンドライフって、スノウ・クラッシュのメタヴァースそのものだよねー」という話を、SF好きな氏と話していました。
検索ぐるぐる〜♪で見てみたらPCwatchの「後藤弘茂のWeekly海外ニュース」のレポートにて、「PLAYSTATION 3の新サービス「Home」のもたらすもの」「“メタヴァース”が次のキーワード」てな感じで、確信を持ってメタヴァースって言葉は使われているみたいですね。
こうしたコンピュータ上の、リアル度の高い仮想世界は「メタヴァース(The Metaverse)」と呼ばれることが多い。この名称は、現実世界であるユニヴァース(The Universe)に対して、メタ的な仮想世界であることを示している。ニール・スティーヴンスン(Neal Stephenson)氏のSF小説「スノウ・クラッシュ(Snow Crash)」に出てきた用語で、ここ数年はSecond Lifeのようなサービスも含めて広く使われるようになりつつある。
スノウ・クラッシュが書かれたのが1991年。同様のサービスは地域的(日本国内とか)では行われていた物の、セカンド・ライフで営まれる生活が、まさにスティーブンスの描いたメタヴァースなのか。
かつて、ウィリアム・ギブソンが描いた未来のネットワークを夢見て発達したインターネット網、次はニール・スティーブンスのメタヴァース。次に実現されるのは、どんな未来なんだろ?
個人的には、パトレイバー〜プラネテス〜ウラシマンとか。攻殻機動隊あたりかなー??(士郎正宗的未来は捨てがたい)
一足飛びにメガゾーン23かも。*1