骨骨ロック

最近、いろいろな影響を受けて、ゾンビと骨ならなんとか平気になってきました。
いまだにスプラッタと蟲は苦手です。

海外ドラマの中ではマイナーなのですが「BONES」という、法人類学者で骨フェチ(?)の女性科学者と、FBI捜査官のコンビが事件を解決していくシリーズが大のお気に入り。

BONES -骨は語る- シ-ズン3 DVDコレクターズBOX (初回生産限定版)

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骨とか腐乱した死体とか虫虫とか出てくるんですが、科学的に説明される分には大丈夫。
科学者としては立派だけど、世間に疎いボーンズ/テンペランス・ブレナン博士がキュートで好きです。


本日。
ミッドタウンの21_21の「骨 bones」展行ってきました。
骨とデザインをキーワードにした展示会。
本当の動物の骨から、架空の骨まで。骨と言っても、構造体だったり、工業製品だったり。
いろんなアーティストが参加して、それぞれの思う骨を表現してました。
からくり師が作る「骨からくり『弓曵き小早舟』」
緒方壽人 + 五十嵐健夫の映像を使ったインスタレーション「another shadow」
失われた弦、忘れ去られた形状,参「失われた弦のためのパヴァーヌ
なんかは、その構造の美しさに感動。


本来なら外骨格しか持たないはずの蜘蛛がもし内骨格生物だったらという想定で作られた前田幸太郎「骨蜘蛛」は、ちょっとビビった。
中庭に、蜘蛛の骨が何匹もうようよしてて今にも動き出しそう。
(友人の中には、狂喜乱舞しそうな人がいますが…)
明和電気の笑うためだけの機関「WAHHA GO GO」。
実際に円錐形の軸をまわして、ふいご(?)に空気を送って「笑わせる」ことができたんですが、スピードが遅くて風圧が低いとホラーっぽい笑い声になっちゃう。こわいーーーー。


今日は土曜日ということで、からくり師玉屋庄兵衛さんと明和電機の社長のトークショーをやっていたんですが、設計図なんか意味がないというからくり師さんと、設計図を書いても壊れるものはしょうがないという明和電気さんのどこまでもパラレルなトークが面白かったです。
ディレクターの山中俊治さんがほんとに困ってるっぽかった(笑



この次の予定は、
ミュージカル「死霊のはらわた」です。
多分、おそらく、十中八九、大丈夫だと思いますが…。 同行する皆様の深い見識からは逃げ出すかもしれません。