夏休みの課題図書
実家のベランダに無造作に積まれた段ボール箱を開けてみたら、高校時代のノートが出てきました。
授業のノートと問題集の回答で、合計100冊近く。
有名国公立理数系を目指すクラスに在籍していたので、数学と物理と英語が大きな割合を占めてました。
が、数学…。
ものすごいスピードで消費されていたノート。
代数幾何とか微分積分とかの論証問題で、回答するのに4Pくらい使ってる。
今、問題見てもチンプンカンプン。
当時のワタシはこれを理解していたんでしょうか?
参考書と首っ引きで、四苦八苦していた記憶はあります。
定期試験とか、A3用紙が4枚くらいあってそれぞれの紙に問題が1行だけ。
残りの白紙部分をいっぱいにして、回答を書いていたような。
「Q.E.D.」ですね。
数学とか得意じゃなかったので、完璧に解くことはハナっからあきらめて、部分点稼いでたなー。
- 作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
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誕生日にもらった本の一冊です。
永遠の謎、人類滅亡までに解かれることのないと言われていた、「フェルマーの最終定理」をアンドリュー・ワイルズ博士が論証に成功するまでのドキュメンタリー。
一般人にもわかりやすく、できるだけ専門的な用語は控えて、平易な言葉で説明してあります。
BBCのドキュメンタリー番組の取材をもとに、書籍化したものだとか。
普通に読んでいても、数論を取り巻く紀元前ピュタゴラスから、ユークリッド、アルキメデス、フェルマー、ニュートン、そして現代に至るまでの歴史ドキュメンタリーとして楽しめますが、数学を少しでもかじっていたら本当に面白いんだろうな。*1
「エレガントな数式」と、数学の形容詞に「エレガント」という言葉を使うのがとても印象的でした。
まだ、半分くらいですが、一気読みできそうです。
同じ作者の
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が実家においてあったので、購入した妹に内容を問うてみたのですが…。
おまえは、エニグマも知らんのか!?と…。
シャンポリオンも覚えておらんのか!?と…。
どうやら当時のブームに踊らされただけらしいです。
個人的には、こちらの方が理解しやすい気がします。
*1:かじっていただけで、理解できていませんでした