おじーーーちゃーーーん

お友達に誘われて、「カールじいさんの空飛ぶ家」見てきました。
だばだば泣きましたよ。
二つ向こうの席の人*1が、びっくりしていたくらいに。

この家で君と出会った。
この家で君と夢を見た。

最初のシークエンスだけで、まず1回泣ける。
カールとエリーが、幼いときに出会って約束をし、大人になって夢を叶えるため少しずつ蓄え、でもエリーが先に亡くなって…。
その一生が10分くらいの無言のシークエンスで語られるのですが、その時間の流れと力を落とすカールじいちゃんにほろほろ。
その後、頑固ジジイになって、頑固じじいのまま子供の頃の冒険心でエリーとの約束を果たす。
いろいろ面倒ごとを起こす、少年ラッセルや、幻の鳥ケヴィン、少年時代にあこがれだったチャールズ・マンツとそのワンコたち。
出てくるキャラクターは少ないのですが、少ないなりにそれぞれがしっかり描き込まれていて、つながりとか交流とかあれやこれやが、退屈することなく怒濤のままエンディングまで。
ピクサー特有のカラフルで、キュートなキャラクターやガジェット。
よく練り込まれてるなーと感心するんですが、それを凌駕するほっこり優しい感動。
これは、大人が見るためのCGアニメなんですよね。
それにしても、ワンコ「ダグ」がかわいかった。
エンディングロールの写真いっぱいも、良かった。隅から隅まで、見ること!

*1:一緒に行った大人数のうちの美人女性