芸術(?)の日

平日ですが、文化の日です。
人ごみが嫌いなので、人のいなさそうな平日に美術館に行きます。
文化庁メディア芸術祭
毎年やってるんですが、実際に行ったのは初めてです。
でー。
えーっと、「メディア芸術」の意味がよく分かりません。
なんか「去年こんなの流行ったよねー」ってのを寄せ集めただけに見えました。(特に、アニメ/ゲーム)
流行った物の中でも良い物を集めてるってことでしょうか?*1
これらが10年後も「良いもの」としてのこっていると良いのですが。
協賛展の「先端技術ショーケース」が、とっても興味深かったです。
DeviceArtToolkitにものすごい勢いで食いついてました。PVLCプロジェクタで子供のように遊んでしまいました。
ROKUROというLEDを使った作品が、楽しくてきれいで延々触らせてもらいました。
のんびり遊ばせてもらえるのも、平日のおかげ。
新美術館の地下のカフェでご飯食べて、移動。
ルノワール展もやっていたので協賛メニューで「トマトと仔羊の煮込みクスクスとプロヴァンス風野菜を添えて」*2
プロヴァンス風野菜とクスクスを添えたトマトと子羊の煮込み」ではいかんのか!


移動して、六本木ヒルズ/森美術館
医学と芸術展
ポスターがかわいくて気になってました。
レオナルド・ダ・ヴィンチの解剖図から中世の手術道具から現代アートまで。
こっちは見応え満点でした!
いくつかコーナーが分かれていたんですが、「こちらの展示は衝撃的な内容が含まれております。云々」見たいな注意書きがあるところは、入ってみてスプラッタとか嫌いな人ならぎゃぁ!ってなる感じ。
全体的にはアカデミックで、芸術目的に書かれた物ではないけれど、時代を経て芸術としても認識されるようになった感じでした。
人体の内臓を示すのに、象牙彫りだったり。めっちゃ豪華に装飾された義肢だったり。
今見ると昔のって結構とんちんかんな手技があったりするんですが、それはそれで大まじめ。
解剖実権が見せ物だった時代もあったんですね。(ぜったい見に行かない!)
実は血とか内臓とか苦手だったりするので、見終わった後はふらふらになってました。


次に狙うのは、現代美術館の「Cyber Arts Jaoan」です。
今年は映画だけじゃなくて、美術館にも行くぞー。

*1:これはすごい!って思える物もありましたよ。

*2:今、サイトを見てみたら4つあるカフェでそれぞれ違うルノアールレコメンドメニューやってるみたいですね。ポールボキューズは無理だ…