自宅がブラックホール
勢いがあって、ヘヴィで、カタルシスのある本を読みたいときは冲方丁と相場が決まってきました。
オイレンシュピーゲル肆 Wag The Dog (角川スニーカー文庫)
- 作者: 冲方丁,白亜右月
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: 文庫
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スプライトシュピーゲルIV テンペスト (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 冲方丁,はいむらきよたか
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2008/04/19
- メディア: 文庫
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シュピーゲルシリーズ、4冊目をまとめて読了。
表と裏の感じで、リンクする物語。
リンクしているけれど、それぞれのシリーズの持ち味のかき分けは絶妙で、リズム感が気持ちいい。
私的にはオレインはジャーマンテクノ、スプライトはミニマルテクノがBGMにちょうどいい。
誰か賛同して。
両作とも、勢いで一度読んで、再度リンクを意識しながら読み直すと言う流れ。
スプライト�は2回目を読んでいる途中で、眠くて意識断絶。
起きたら文庫本が行方不明と言う、訳の分からない状態に。ベッドの隅から隅までひっくり返したけれど出てこず…。
狭いわが部屋にはどこかにブラックホールがあるらしい。
結構分厚い文庫本なのに…。どこに行ったのだろうか?
のこり1/3くらいだったけど、気になってしょうがないので改めて買ってしまいましたよ。
800円ちょっと痛かったけど、スッッキリしたからまぁいいや。