ラノベに挑戦

思い出し日記、その4。本日は三月も中旬。

BookWalkerでパワープッシュされていたので、怖いものみたさで買ってしまいました。



ガッツりとラノベっぽい作品を読もうと思って「SFトンデモ時代劇風味、萌えきゅんもあるよ!」な、大奥のさくらをなんで選んでしまったんだろう…。
作者の日日日さんは、ラノベだけじゃなくて一般文芸作品も書いておられました。読んだことある作品もあったりしたので、知らなかったワタシが無知なだけですが。
豊臣将軍が覇権を握った日本で、大奥女学院(!)に入って戦いの日々を続ける百足姫ことさくら。幼少期諸国漫遊していたおりにさくらとふれあって人間らしさを取り戻し、また父親によって引き裂かれた主人公。
大奥に暮らす女の子たちは特殊能力があったり、巨大だったりで、その力によって少しでも順列を上げるために血みどろの戦闘を繰り広げる。

公式サイトあった [スニーカー文庫公式サイト]ザ・スニーカーWEB

とりあえず、最初はどこから突っ込んだらいいのやらとおろおろしておりましたが、さすがに多様な作品を書いておられる作者さんだけあって、最後は血みどろなバトルもの*1になり、大団円で収まりました。
その血みどろっぷりが、凄まじくて面白かったんですがね。
連続して読むと飽きると思うので、新刊が出たときに思い出して読み直すくらいがワタシにはちょうどよいと思います。
日日日さんの他の作品は、読んでみたいと思います。

*1:もうそこまでやらんでもいいでしょう