距離感と距離
荒川アンダー ザ ブリッジ 1 (ヤングガンガンコミックス)
- 作者: 中村光
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2005/07/25
- メディア: コミック
- 購入: 15人 クリック: 296回
- この商品を含むブログ (380件) を見る
タイトルと表紙デザインに惹かれて、中身も見ずに(シュリンクラップされていたし)ジャケ買い。
正直1巻の表紙は興味を引かれるほどでもなかったけど、2巻・3巻に負けた。
多分ギャグだろうなーと思っていたら、やっぱりギャグででもどこか不思議な距離感がある。
人に恩を受けるとアレルギー症状の起きる自称勝ち組「リク」。自称金星人の少女「ニノ」。カッパスタイルの村長(スタイルであって、実際カッパではない)。星の人。女装の過激なシスター。
街中では生きられない(事もないか)、橋の下のホームレスな人たちの、シュールでほのぼのして、ちょっとホロッと来る日常描写。シュールさと過激さに容赦がない分、「ホロッと」具合がいい感じに磨きがかかる。あ、吉本新喜劇に似てるんだー。と今思った。
まぁそんな感じだ。