南国は好きだけど

ハイドゥナン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

ハイドゥナン〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)


ハイドゥナン〈4〉 (ハヤカワ文庫JA)ハイドゥナン〈3〉 (ハヤカワ文庫JA)*1
よみおわりましたーーーー。


去年沖縄に行くときに買っておけばよかったなぁと後悔しておりましたが、持って行かなくて正解だったかも。
こんな本を沖縄で読んでいたら、正気じゃ居られなかったかも…。
作者は海洋学を学んでいただけあって、学術的な表現はわかりやすく、近い将来には現実化しそうな感じでわくわくしてました。
それに、沖縄のスピリチュアルなヌムチ(巫女/ユタ??)と、共感覚という超能力っぽい力、自然を崇拝する理論。
科学、オカルト、自然論、国ごとの政治的な領土争い、全部がごちゃ混ぜになって、それが一つに織り上げられていく様は、ノンストップで読み切ってしまいました。
内容は読んでのお楽しみなので、詳細は描きませんが。
最近は結構突拍子もないSFともいえないようなラノベばかりだったので、久しぶりに脳みそにずっしり来る感じで、心地よい読書疲れです。
本当に、本当に沖縄で読まなくてよかった。
でも、与那国島石垣島には行ってみたくなりました。


そんな私は、明日からさらに南の島です。

*1:何でか二巻の画像がでない…。