無理矢理自分と向き合う

思考回路がぐるぐるスパイラルに陥るのはいつもの事で、自分自信に問いかけると言っても常に逃げ道的な答えを用意しておく程度のずる賢さを持ち合わせているワタシは、どうやったって自分と真正面から取っ組み合う事はできない。
いい加減何度も繰り返しているジレンマに嫌気がさして、ヒプノセラピーに通っています。
ふかふかの椅子に座って、ぼんやりと酩酊状態に自分を縛り付けて、自分の記憶と意識とタイマン勝負。過去のかさぶたはがして、根本治療です。(表現はハードですが、行動はとてもリラックスしてスムーズな物です)
友人一同には「どこまでお前はMなんだ?」とあきれかえられました。


セッションではセラピストに導かれるままに、記憶のふたを開けるといろんな物が見えてきました。
「あー、そんな事もあったっけ??」とか、「それってそこまで気にしてたっけ?」とか、頭の片隅の自分は思ってるんですが、別の自分がそれを申告するという、二重対面な意識状態でした。
一番重要なのは、自分が否定的にとらえていた物に、肯定的な光を当てる事。事実はかわらないけど、解釈は変えられるという事を理解して、記憶に上書きして行く事。
1時間ほどのセッションでしたが、もっと長かったような。短かったような。セッションの間中涙が流れていたらしく、顔はがびがびだし。
頭の奥の部分がじんじんと熱を持ったみたいで、奇妙なすっきり感と心地よい疲労と、満足感で崩れるように家に帰って、ばったり寝ちゃいました。
セッション中の事は覚えているようでぼんやりしていたりするので今ひとつはっきりしませんが、終わった後に満足感が有った事は間違いない事実です。