言葉の再構築

月一で通っている池袋コミュニティカレッジの「発想力トレーニング講座」にて。
昨日はなぜだか俳句だった。

  • 銀河分の一のわかりやすさで(わかりにくさで)、自分の思考を相手に伝える。
  • 自分と相手と世界の距離感を意識する。
  • 感想と観察。

確かに俳句の縛りは、いいトレーニングになる。
テーマは「蝶とコンピューター」
直接的な表現は無粋なので避けたい。蝶とコンピューターのある風景を思い浮かべて、そのイメージから言葉を抽出。そして俳句として再構築。

モンシロ蝶 腕組みをする 午後三時*1

20人近くの参加者が2点、1点、×の札を持って投票。ワタシのは4人の方から合計6点いただきました。(ポイントで言うと6位くらい)
選んだ人が講評するんですけど、作ったワタシのイメージと斜め45度くらい違う解釈をしてくださったのに関心。限られた文字数と言葉から広がるイメージの多さに感動。言葉って面白い。
コンピューターを仕事にしている人はさらに詳細な言葉を使い、文系ちゃんたちはビジュアル要素が強い。同じテーマでもバックグラウンドの違いで出てくる言葉と、感じ取れるイメージのベクトルが明後日の方向に向かってる事が、とても楽しかった。
しばらく、言葉遊びを続けてみたいなー(三日坊主にならなかったら、またどっかで発表します)

*1:仕事に煮詰まった午後三時、ディスプレイの前で腕組みしてうなっていたら、窓からモンシロ蝶が入ってきたってのが元イメージ。説明するのは無粋にゃり。