ナイトウォーカー
二日酔いです。
量は飲んでいませんが、チャンポンは良くないと思いました。
恵比寿の某カフェはご飯もスィーツも本当においしかったです。スィーツのプレートとお酒がセットになって出てくるのですが、ワタシの食べた桃のシャーベットとキールのマリアージュがとても素敵でした。甘過ぎないモモと、甘いキールのハーモニー。
おとといの夜に、夏の課題図書読み終わりました。
- 作者: 横溝正史
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1996/09
- メディア: 文庫
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実は横溝正史読んだの初めてでした。
映画とかドラマで作品は見たことあったので、純粋に初めてかって言うとちがうのですが。その辺りは、制作スタッフの脚色が入るので、「横溝の文章」に直接相対したのは初めてですね。
コレは見たことないなーと思って探してみたら、1978年に一度映画化されているようです。(古屋一行で)
感想としては、風景描写がきれいな作品だなーと。
ミステリなので読者に情報を与えるという意味でも情景描写は精緻になるのですが、言葉遣いのひとつひとつが綺麗なんですよね。作品が書かれた時代背景もあると思います。
東京のキャバレー、武蔵野のお屋敷、岡山の山奥のお屋敷、場所はあちこち変わりますが、どれも周りを取り巻く音まで聞こえてきそうな雰囲気。
ヒロイン八千代の妖艶な美しさ、直記の焦燥、主人公の迷い。
謎解きは、はっきり言って「メタ??」と首をひねらずにはおられませんでしたが、全体としてはとても良くできた作品だったと思います。
横溝、しばらく追っかけてみるか?