みっしり

仕事を無理やり納めたので、納会の後映画を見てきました。
(正確には、外での打ち合わせが2時間押したのでその間の暇つぶしだったんですが)
京極夏彦原作「JILL カラコン(ジルカラコン!ドンキ)

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)


えーーと、えーーと、えぇぇぇっぇ〜〜〜〜!!!!
ってのが感想です。
ミステリちがうやん、なんやのあのおもしろ三人組は、木場さん立場ないやん!って、おもわず大阪弁でつっこんで染ましました。
上海で撮影したと言う街のシーンは綺麗なんですけどやっぱり上海で、昭和20年代の東京じゃないんですよね。京極堂もなんかものすごい山の中にあって、あれ?中野じゃなかったっけ?原作にはもっともっと東京の地名が出ていたと思います。
美馬坂研究所「箱館」って、いったいドコなん?(茨城の奥の方?都内からあんまり遠くないところだよね。)
なんかね、監督が撮りたい風景に無理矢理ストーリーを乗っけた印象が強かったです。
いろんな映画やドラマで使い尽くされた場所ばかり。
上海はもちろんの事、大谷石の採掘場。首都圏外郭放水路。どこかで見たような洋館の廃墟。
ワタシでもわかったんだから、ちょっと映画に詳しい人ならもっともっとわかると思います。
箱館を遠くから眺めるシーンもなんか見た事ある風景で、あれ?なんだっけコノデジャヴとぼんやりしていたら、なんだかのたうつ宮迫(木場)さん。
キャシャーンだーーー」
いや、良いんですけどね。京極ファンファンとしては、微妙な感じなんですけどね。当の京極先生は笑ってみてるんだろうなー。
あ、田中麗奈黒木瞳はめっさ美人さんでした。女の子二人もかわいかった。
最後に出番少なかったけど、粟根まことさんが美味しいとこさらって行ったんじゃないかしら?*1

帰りがけに劇場前のポスターを見て納得「超高速サスペンス」って。そりゃそーだ。

*1:どうせなら、エンディングテーマも「匣」にしてほしかったわ。