旅のおともでした

yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]

yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]


バリに旅行に行くのに、長い作品を持って行くのも難だし、たくさん持って行くのも面倒だしで、結局yomyomにしました。
ちょうど、十二国記の新作短編が掲載されていたので買っておいたのに、全然読んでなくて。
神はペライ割りに、内容が盛りだくさんで、こういう時でもないと読まない作家さんが多くて、旅行とともにとてもよい刺激になりました。
その中でも気に入ったのを。


丕緒の夢/小野不由美
一番のお目当て。今回は下っ端役人の目を通して陽子と慶の建国を描いてました。
淡々とした文章だったけど、とても色鮮やかに目に浮かぶようないつもの十二国記だった。
早く新作が読みたいわ。

ひなのちよがみ/畠中恵
しゃばけシリーズ。若旦那がかわいい〜〜〜〜〜!!!(萌え

或る失恋の記録/森見登美彦
モリミー節炸裂!
京都の地名はわかるところが多いので、目に浮かぶ光景です。
何となく立命館のイメージだったんですけど、京大なんですよね。(どういうイメージだ?

森林くんの話/栗田有起
太陽光線がないと元気になれないヒロインに何となく共感。

試着室/金原ひとみ
このヒロインにも共感ができる感じ。ここまでバブリーな買い物はしないけど、彼氏と一緒になりたくない同化したくないっていう思いが何となくわかる。


じつはまだあと3つくらい読んでいない短編小説があるんですけど、こんなにたくさんのはじめての作家さんに出会えた事が、そしてそれがすべて魅力的だった事が嬉しいです。