カザフスタンは怒っても良いと思う

KBG部の映画部で「映画『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』」を見てきました。
ヒゲをつけて行くと、1000円で見る事ができるというヒゲ割りを利用。男女併せて総勢10名のヒゲ集団はとてつもなく怪しく…(生ヒゲの人が1人混じってました)。某テレビ局の情報番組に、執拗に追っかけ回され質問攻めにされました。朝のテレビ番組でボラットヒゲ割りのネタが出てきたら、ちらりと登場するかもしれません。


で、肝心の内容ですが。
カザフスタンの人は力一杯おこっても良いと思う。とおもうくらい、カザフスタンとアメリカをバカにした作品でいた。ものすごくバカ(褒めてます)アメリカ苦手でワタシがヤダなーと思うアメリカをうまく皮肉っていたので、そこのあたりは良くやった!と褒めてあげたいカンジです。アメリカ国歌に併せて、カザフスタンを絶賛し、その他の国をこけにした歌を歌ったロデオ大会のシーンの、あの凍り付きっぷりは演技だとは思えません!
1時間半に満たない作品でしたが、次はどんな事をしでかしてくれるんだろうとハラハラドキドキしながら、ボラットの一挙手一言にげらげら笑って、途中目を覆ってみたり、失笑してみたりと見ている方が忙しかったです。
お奨めする?って聞かれたら、奨めた事によって品性を問われそうな危うさを感じます。
エンディングテーマの「born to be wild」のアレンジは、とてもかっこ良かった。あの曲のためだけに、サントラが欲しかったです。