八月が終わってしまう
デスマーチというほど長期な物でもないのだけど、瞬間的に忙しくなる月末。電話がなるたびエラい人からのじゃないかと、心臓縮み上がります。
その後、落ち着くために10分くらい休憩するので、効率が悪いなぁ。
定期的に訪れる、思考の底なしダウン気味スパイラルに陥りそうで、あんまりよろしくない雰囲気。
- 作者: TONO
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2007/08/25
- メディア: コミック
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ジャバウォッキーと一緒に買ってきたこの本が、ホンワリいやし系。ホンワリはしてなくて、基本どたばたなんだけど、殺伐としてないので、安心して楽しむことができる大事な本。
1巻発売時(どころか、雑誌初掲載じから)から読んでるので、あしかけ10年のおつきあいかー。
掲載雑誌を読まなくなって、書店に単行本が並んで初めて気づくのだけど、毎回なんか疲れているタイミングで見つけるので、とても印象深い本です。
最初は、男勝りな公爵令嬢エキューとカルバニアの女王タニアを中心とした、ドタバタコメディだと思っていたけど、赤毛のライアン・ニックス公爵が出てきたあたりから物語が一気に深みを帯びてきました。深くて切ないんだけど、重くないという絶妙のさじ加減は、TONOさんの十八番なんだと思います。(チキタ★GUGU (6) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)もそんな感じだ)
無事エキューが初の女公爵になって、同じ公爵としてライアンとの付き合いもバランスが変わってきて、取り巻く人々も増えてきて、作品にどんどん幅も奥行きも出てきてるので、年に1回のコミックスが楽しみでしかたがありません。
ウマと馬車が移動手段で、戦争もパソコンもないカルバニアに、住んでみたいなーと思う今日この頃。*1
*1:パソコン3台に囲まれたオフィスより